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配布エリアを実際に廻ってみよう

ポスティング(業者)
by 植川 貴司
配布エリアを実際に廻ってみよう

本社事業本部の植川でございます。いつもありがとうございます。
今回は「配布エリアと単価の整合性」につきまして、お話をさせていただきます。

配布エリアと単価の整合性

ご周知の通り、配布単価はエリアにより変動します
様々な条件により、1人あたりの配布枚数に差がでるためです。

弊社社員は現場配布を長期間経験しており、現在もちょくちょく配布に出ますのでエリア周知度は優れていると自負しています。

エリア特性に基づいた単価提案をしておりますが、HPに記載しております参考単価より高く提示させていただく場合もあります。
クライアント様からするとその整合性を判断しかねる場合もあろうかと思います。
高くないか? もっと配れるんじゃないか?? 他社は違うこと言ってるゾ??? 云々・・・・・

そんな時には下記ポイントの確認を目的に“配布エリアに行ってみる”ことをお勧めします。
お時間を捻出するのは大変かと思いますが、気分転換を兼ねてお近くの1町丁目だけでも結構かと思います。

[1]世帯数

世帯数=ポスト数の目安としていますが、実際の配布数と差異が出ることが多くあります
団地が建替え中で一時退去していたり、駐車場だったところがマンションに変わっていたり1~2か月のうちにも結構変動があるからです。
実際にエリアを廻ってみますと、その町丁目の世帯数が今後も増えるのか、既に飽和状態なのか、工事や空き地の有無等で判断できます

[2]地形・区画

例えば面積と世帯数が同じ町丁目があるとします。
一方は碁盤の目のように整備された区画もう一方は路地や行き止りの多い区画とします。
或いは、一方は高低差のない平地のエリアもう一方は山地の斜面にある起伏の多いエリアとします。
どちらの場合も、前者の方が短時間で配布できます
実際の現場では1つの町丁目の中でも様々な特性が絡み合っています。
弊社では「何枚配れるエリアか」に「どれくらい時間を要するか」を重ね合わせ、単価提示をしております。

[3]住宅の密集度・建て方

住宅が密集している区画は短時間で配布できそうですが、そうは問屋が卸してくれません・・・。
3階建てが並んでいる区画では「1階駐車場・2階に玄関」のケースが多く、1軒につき数段の昇降を繰り返す必要があったり、文化住宅や長屋はドアポストが多いため、広告物を綺麗に落とし込むのに時間を要したりします。

また、フタを手前に引いて開け、広告物を入れたあとにパチンと閉めるタイプのポストが多いエリアも案外時間を要します。
配布時は基本的に両手が塞がっている(片手に広告物、もう片手で投函)ため、フタの開閉でさえ一工夫を要するためです。

[4]移動・補充手段

弊社では基本的に自転車カゴに広告物を積み、そこを補充拠点として配布しております。
多いときは2~3千枚の広告を積むこともあります。
自転車を含めた総重量はかなりのものになり、起伏が多いエリアでは最初に最高地点で配布員・自転車・広告物を下ろし、移動の負担を少なくするよう工夫しています。
そのようなエリアでは自転車自体が足かせになることもあります。

一方、車を補充拠点とする場合は、ドライバーが送迎および補充を担いますが、最適のタイミングで配布員に広告物を補充できないこともあります。

いかに広告物の補充をスムーズに出来るかが配布枚数(=単価)に直結します。

その他、配布効率について

上記を説明させていただいても「そうは言ってももっと多く配れるのでは?」とご指摘を受けることがあります。特にご自身で配布されたことがある方からよく受けます。
それについて、説明致します。
それは、弊社は基本的に3種類(3業者様)の広告を同時に配布しているからです。
例えば1000枚を配布する場合、1種類なら全部カバンに入れて補充の手間等なしに配布できるでしょう。
種類が増えるほど持出し回数や重量がネックとなり、配布効率がダウンします。

実際の現場に見合った提案をさせていただいております。
適正価格のアドワールドを今後も宜しくお願い致します。

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