ポスティングは、低コストかつ自由な範囲でアプローチできるエリアマーケティング手法ですが、直接届ける性質上、正しく対策しないと迷惑だと思われてしまう手法でもあります。
本記事ではそんなポスティングにまつわる「迷惑行為」を住民の目線、広告主の目線の2つの角度からご解説いたします。
「ポスティングが迷惑」と思われないための対策
まず私たちは、「チラシ禁止」や「投函不要」といった住民の方からのお申し出があった場合や、役所、公立病院など公共的な機関のポストには、チラシの投函を基本的に行っておりません。
また、「ポスティングは迷惑」と思われないために、徹底したルール作りや、より多くの反響をいただけるように以下の取り組みを行っています。
- 住民の方々には状況に応じてこちらから挨拶することを心掛ける
- ポストの前に住民の方がおられる場合は可能な限り広告物を手渡しでお渡しする
住民の方々に広告物を見ていただく事こそが私たちの仕事の意味、といっても過言ではありません。
そのため、ポスティングが迷惑行為と思われないために最善の心構えで常に業務を行っています
また、ポスティングを行う際は住民の方が不快に感じないよう、「チラシをポストからはみ出させない」ということを徹底しています。
住民の方がポストを見たときに、チラシがはみ出ていると、不快な思いをしてしまい、そのままゴミ箱へ捨てられてしまうことが多くあります。
チラシを手に取り、見ていただくまでの一連の印象を悪くしないようにアドワールドでは基本に忠実なポスティング教育を行なっています。
悪質なポスティングの迷惑行為に要注意
また、チラシを受け取る地域住民への迷惑行為だけでなく、チラシ配布を依頼するクライアント様に向けたポスティング会社が行う悪質な迷惑行為が常習化している場合があります。
クライアント様が自社チラシの配布状況を確認したいと思っても、戸建住居のポストを確認できないことや、マンション・アパートなどの集合住宅の入り口にある「チラシのごみ箱」しか確認できないことをわかっていながら、契約した枚数をポスティングしないという悪質なポスティングの迷惑行為を行っていることがあります。
例えば、新築分譲マンション販売のポスティングは、他の業種と比較しても反響がわかりにくいと言われ、配布枚数も1クールで10~20万枚と格段に多いのが特徴です。
そこで悪質なポスティング会社は、10万枚のポスティング依頼に対して、7万枚しか配らずクライアント様に10万枚配布したと平然と報告するのです。
迷惑行為を行わない優良なポスティング会社の見極め方
前述したようなポスティングの迷惑行為の被害にあわない対策として、優良なポスティング会社か見極めるポイントがいくつかあります。
【優良なポスティング会社を見極め対策ポイント】
- 正式な契約を結ぶ前にぜひ会社のオフィスを訪問させてもらう
- 希望する配布スケジュールに対応できるか
- 何名体制でポスティングをするか
- 配布前と配布中のチラシの管理方法
- 配布スタッフの管理方法
- 配布報告書はどれくらいでもらえるか
- 普段はどのような業種のチラシ配布を依頼されているか
まずは、正式な契約を結ぶ前にぜひ会社のオフィスを訪問させてもらいましょう。
その際、チラシが保管されている倉庫もチェックするのがポイント。きちんとした会社なら、クライアント様がオフィスに来る事は拒みませんし、預かった広告物の管理も行き届いているはずです。
さらに、打ち合わせの時間がしっかり取れるようなら、クライアント様が希望する配布スケジュールに対応できるか、普段はどのような業種のチラシ配布を依頼されているか等の項目もしっかりと確認しましょう。
質問に対して「YES」しか返さない会社には疑問を持った方が良い場合もあります。
担当者の対応が誠実であるか、この担当者(会社)なら信頼できるかも大切な判断基準になります。
実際に会って話を聞いてみると、ホームページではわからない部分も見えてくるので、ぜひオフィスを訪問してみましょう。
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アドワールドでは、配布エリア毎にチームを組んでポスティングを行うことで、配布状況の把握と管理をしやすくしています。
また、配布スタッフの行動を確実にチェックするために全スタッフへGPSを携帯するように指示し、歩いた跡を残すことで、クライアント様の不安を解消すると同時に、ポスティングの品質向上にも役立てています。
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ポスティングの迷惑行為を未然に防ぐための対策
反響が出ないポスティング会社ではチラシの配布が正確に行われていない可能性があります。
在宅配布と呼ばれるポスティング方法は、担当するチラシを自宅に持ち込むため、配布枚数が誤魔化されやすいデメリットがあり、チラシを配布せずに勝手に廃棄したり、自宅にチラシを持ち帰って隠していたりする悪質な会社も中にはいます。
ポスティングの迷惑行為を未然に防ぐ対策として、依頼を検討しているポスティング会社があれば事前に現場スタッフの教育と管理を行っているかの確認を行なうことが大切です。