GPSでポスティングの経路を記録
アドワールドではGPSを携帯してポスティングを行っています。最近はスマホなどで身近にGPSを利用することが増えました。人気が爆発したポケットサイズのモンスターを集めるゲームもGPSを利用していますね。今ではさほど珍しくなくなりましたが、ガラケー全盛の時代にGPSなどというと、カーナビくらいにしか搭載されていなかったのではないでしょうか?価格も相当高価だったはずです。
今では1台あたり4,000円くらいにまで価格が安くなり、設備投資としてできる価格になったので、ポスティングの際にGPSを持ち歩けるようになりました。時代の流れというのは本当に凄いものです。
ポスティング時にどの道を歩いたのか?をGPSは記録していきます。経路の他に移動距離や移動時間、速度も記録されます。例えば、ポスティング業務をサボって公園のベンチでずーっと座っていたとすると、GPSロガーを確認すれば一目瞭然です。ポスティングの品質を維持するために、アドワールドではGPSロガーを携帯してポスティングを行っています。
GPSロガーとは!?
GPSと言っても様々なタイプがあり、アドワールドで使用しているのは、「GPSロガー」と呼ばれるものです。大きさは100円ライターの一回り大きいくらいです。重さも33gととても軽量なので、持ち歩いていても負担になることはありせん。
ロガーとは「記録を取るもの」という意味で、使用しているGPSでは5秒ごとに現在地を記録していきます。その点をつなぎ合わせていくと、線となり歩いた経路になる仕組みです。
iPhoneなどのGPSと違うのは、リアルタイムに確認ができないところです。GPSロガーは一旦営業所に戻って、PCなどの端末につないで初めて歩いた経路を確認することができます。その分バッテリーの持ちも良く、1回の充電で10時間程度は十分持ちます。
営業所に帰って経路をチェック
営業所に帰るとGPSをPC端末にUSBケーブルでつなぎ、データをアップロードします。データのアップロード自体は特別な操作も必要なくとても簡単な作業です。
そのデータを営業所の所長もしくは担当者が確認を行います。時間と移動距離を確認すれば、おおまかな内容を把握することができます。ここで異常な数字があるときは、どのような経路をたどって配布したのか?詳細を調べます。また、地図も同時に表示されるので、パッと見たときに明らかにおかしい移動があれば、同じように詳細を調べます。
全員の端末からデータをアップロードする手間はある程度かかりますが、データのチェック自体は30秒もあれば、異常をすぐに見つけることができます。
将来はリアルタイムに
将来はリアルタイムにGPSで現在地を把握できるようになると良いですね。Googleマップにポスティングスタッフが表示されていて、移動状況が判るようになると、配布トラブルを未然に防ぐことが可能です。
また、その端末を通じてメッセージのやり取りや現場の状況報告などもできれば、ポスティングエリアの詳細データを集めることができます。今でも不可能ではありませんが、ネックとなるのはバッテリーの問題でしょうかね?
たかがポスティングを思われがちですが、実は確実に技術も仕組みも進化していて、その精度を上げる努力をアドワールドは続けています。きちんと配布すれば、自ずと反響率も上がってきます。ITの時代にあえてチラシの大切さやチラシが持っているアテンションの強さを広めて行けたら嬉しいですね!