若い世代を狙うならマンションがおすすめ
ポスティングの配布方法にはいくつか種類が存在します。
全戸配布、戸建て配布、集合住宅配布、事業所配布…。それぞれのポスティングに特徴や向き不向きがあるので、誰に向けて配布するのかあらかじめターゲットをしっかりと設定してベストな配布方法を選択しましょう。
今回は、マンションなどの集合住宅に向けた配布方法「集合住宅配布」をメインに詳しくご紹介します。
そもそも「集合住宅配布」は、マンションやアパートの共有部分(エントランス)に設置されている集合ポストや、各戸のドアポストにチラシをポスティングしていく配布方法です。マンションの規模や築年数にもよりますが、一般的に、若い世代や子育て世帯、一人暮らしの方が暮らしている場合が多いので、その方たちがターゲットとなる商品やサービスを扱っている業種のポスティングに適しています。
例えば、不動産業や学習塾などのスクール関係、スポーツジムや美容関係のサロンなどがそれに該当します。マンションだけに絞る事で、無駄な配布を減らす事ができるのもメリットです。
マンションのポストにも種類と特徴がある
マンションやアパートは規模によって、エントランスに住民の集合ポストがある場合と、各戸のドアにポストが設置されている場合があります。
ドアポストにダイレクトにチラシを投函する方が、受け取った住民の方に目を通してもらえる可能性が高いのでおすすめ…ではありますが、ドアポストへの配布は手間が掛かってしまうのが惜しいところ。セルフでポスティングするには労力が掛かりますし、ポスティング代行業者に依頼するとコストが掛かってしまいます。
他にも集合ポストとドアポストにはそれぞれこんな特徴があります。
【集合ポストの特徴】
●ポストが一ヶ所に集まっているので、ドアポストに比べて手間を掛けずにポスティングが可能。そのため、コストを抑える事ができる。
●集合ポスト付近にはゴミ箱が設置されている事が多いので、投函されたチラシがすぐに捨てられてしまう可能性がある。
●「チラシ投函お断り」などの表示がある場合、管理人に許可を貰わなければチラシを投函できない。
【ドアポストの特徴】
●各住居のドアにポストがあり直接投函できるので、受け取った住民の方に読んでもらえる可能性が高まり、内容に目を通す前に捨てられる可能性が低くなる。
●各戸を回ってポスティングする必要があるため、投函に時間が掛かってしまう。そのため、ポスティング業者に依頼すると集合ポストへの配布に比べてコストが掛かってしまう。
マンションの管理人にもきちんと挨拶を
マンションにポスティングする場合、「チラシ投函お断り」などの表記の有無はもちろん、管理人のスタッフが常駐しているかを確認する事が大切です。管理人にきちんと挨拶をする事で、配布スタッフも気持ちよくポスティングに専念できます。
ポスティング業者の中には、マンションの管理人がいない早朝や夜間に配布したり、管理人不在の間に無理に投函している場合もあるようですが、アドワールドは決してそういった行為はせず、配布時間を日中に絞って効率よく配布するようにしています。
ポスティングはチラシを投函する事だけが目的ではなく、その先にある住民(顧客)からの反響が大切なので、クライアントのイメージが悪くなるようなポスティングは行わない事が大前提です。
最近では、ネットやSNSを通して口コミが広がる事も主流になってきました。クライアントが伝えたい事が周知されるのはうれしい事ですが、ポスティングを通してマイナス面が拡散される事はあってはいけません。クレームやトラブルにつながる不安要素を未然に防ぐ事も、ポスティング業者の役割です。
目指すは誰からも好印象なポスティング
戸建て住宅に比べると、マンションやアパートなどの集合住宅の方が、ポスティングのクレームは起こりやすいと言われています。
共有スペースに見慣れない人がいると、「不法侵入?」と住民の方が不安に思うのももっともです。アドワールドでは、住民の方に安心していただけるように、配布スタッフ全員が社名入りの制服を着用しています。さらに、ポスティング中に住民の方に会った場合も、挨拶と笑顔を忘れない事をスタッフに教育しています。
チラシの投函方法にも注意が必要です。お伝えしている通り、チラシを拒絶する表記があるポストに投函しないのはもちろん、ドアの隙間に無理やりチラシをはさまない、ポストからチラシをはみ出さない、チラシにシワをつけない、他の郵便物やチラシでいっぱいのポストには無理に投函しない、など。
ポスティングのやり方ひとつでクレームを最小限に抑える事につながるため、誠実にチラシを投函し、マンションの管理人や住民の方に好感を持ってもらえるように心掛けています。