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配布のタイミングで反響が変わる? ~業種それぞれの反響時期~

ポスティング(ノウハウ)
by adworld
配布のタイミングで反響が変わる?  ~業種それぞれの反響時期~

本日のテーマは、「ポスティングを行う時期」について。
みなさんは、チラシを配布するなら「早ければ早い方がいい!」と思っていませんか?実は、ポスティングチラシは、業種や伝えたい内容によって、配るべき適切な時期があります。タイミングを変える事で、チラシのピックアップ率があがったり、反響につながりやすくなる事も。今日は、アドワールドにも依頼が多い4つの業種を例に、ポスティングの適切な時期についてお伝えします。

学習塾は生徒のテスト期間を要チェック

まずは、クライアントが「学習塾」だった場合の、適切なチラシの配布時期について。
学習塾がチラシを配る一番の目的は、やはり新しい生徒の獲得ではないでしょうか。では、一体いつ配ればよいのか?考えるべきは、どんな時に生徒や保護者が通塾を検討するかという事です。

新学期が始まる4月?もう少し遡って3月?夏休みの始まる前?2学期の始まり?3学期の始まり?

タイミングはたくさんありそうですが、実はどの答えも当たっているようで、少し間違い。重要なのは、「学校の始まり」ではなく、「テスト期間」を意識する事です。塾に通わせるか判断するのは保護者なので、中間テストや期末テストの結果によって保護者が「この成績では心配!勉強させなくちゃ!」と考え始めた時こそ、チラシが効果的に働くチャンス!
きっと、ポストに入っている学習塾のチラシにも普段より関心が高まるはずです。

さらに、チラシの目立つ場所に、「テストを挽回するチャンス!」「成績アップも今なら間に合う!」なんて言葉が書かれていたら、さらに興味を引くかもしれません。
子供ではなく、保護者の心理を予測してチラシを配布する事で、何も考えずにポスティングする人よりも、確実に反響をアップさせる事が可能になります。
ちなみに小学生をターゲットにする場合は、配布時期を夏休み前にするのも効果が期待できるようです。

不動産のチラシは配布時期が難しい

家を売る、家を貸す、そんな内容が多い不動産関係は、チラシの配布時期を見定めるのが難しい業界です。進学や就職、転勤など、人が引っ越しを検討する大よその時期はわかっているので簡単なのでは?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、新築マンションや戸建て物件の告知チラシの場合、最寄りの賃貸マンションに重点を置いて配ったとしても、すぐさま大きな反響があるわけではありません。マイホーム購入は金額が大きく、一生のうちにそう何度もある事ではないため、時期を変えながら繰り返しポスティングを行ったとしても、チラシの力だけで住民の方に行動を起こさせるのはとても難しいのです。

しかし、そんな中でもアドワールドは、これまでの経験から不動産業界のポスティングにオススメしたい配布時期をきちんと理解しています。それは、ズバリ「大型連休前」!実家を離れて賃貸に住んでいるご家族、一人暮らしの子供たちが帰省しやすい時期こそ、実は狙い目です。
というのも、お盆期間や年末年始といった大型連休中は、帰省先の両親や親せきとじっくり過ごす時期。「近くに新築のマンションが建つんだって」といった何気ない言葉が、マイホームを検討するきっかけになる事も。ご両親が意欲的であれば、具体的に話が進む可能性も高まります。
実際にアドワールドのスタッフの中にも、実家帰省中の会話からチラシを見て、マイホーム購入に至ったという人も。そのため不動産業界のチラシは、大型連休を迎える少し前に配布するのがオススメです。

イベント告知のベストタイミングとは?

続いては、イベントやセミナーなどの告知チラシについて。多くの場合は、イベントの開催が確定した段階で、開催日や期間はある程度決まっているものです。しかし、早く告知すればよいというものではありません。配布時期のオススメは「イベントを開催する約1ヶ月前」。あまり早くイベント開催をアナウンスしても、まだ随分先の事だからと忘れられる事もありますし、イベント開催が迫ったギリギリの告知では、ターゲットである住民の方が別の予定を組んでしまっているかもしれません。参加してもらえたかもしれない方を、告知のタイミングミスで逃してしまうのは、とても惜しい事です。

だからこそ、「イベント告知は早すぎても、遅すぎてもダメ」。これは鉄則です。

また、イベントの内容によっては、ポスティング以外にも街頭ポスターを利用するのもオススメ。ダブルで告知するとさらに反響アップにつながります。特に街頭ポスターは地域住民の方に認知されやすいので、ぜひご検討ください。
ちなみに街頭ポスターを利用する場合、ポスターを貼る場所によって地域の自治体や役所から許可が必要な場合も。許可申請をする際に、イベントの内容を説明すれば、自治体や役所の方にも認知されて、イベント開催を必要な方にアナウンスしてもらえる可能性もあるので、ぜひ積極的に行いましょう。

反響の高いデリバリーの配布は定期的に

アドワールドでも依頼の多い、「デリバリー」や「飲食店」のポスティング。実はこの業界では、この時期だから反響が高くなる、というものはありません。反対に言えば、時期を特定せず、できるだけ頻繁&定期的に配布するのが一番だという事。

デリバリーや飲食店のメインは「食事」です。不動産や地域のイベントなどと違って、「食事」は一日に3回訪れるので、繰り返しチラシを配布してもあまり違和感がない内容です。ただし、同じ内容のチラシを何度も投函すると迷惑になるので、季節によってメニューを変えたり、新商品を出したり、割引クーポンをつけたり。常に目新しさを出して、チラシを飽きずに見てもらえるようにしましょう。

定期的な配布で、店名などを覚えてもらえたら、忙しくて疲れた夕飯時や、急に友達が集まる事になったランチ時など、「あのお店に頼んでみようかな」と思い出してもらえる確率もあがります。

さて、今回は4つの業種別に、ポスティングをするベストなタイミングについてお話ししました。アドワールドでは、クライアントの業種に合わせて、ポスティングをする時期についてアドバイスさせていただく事も可能です。
初めてポスティングを検討しているという方には、ご希望に合わせてポスティング配布の進め方や、オススメのデザイン、予算に合わせたポスティング計画についてお伝えする事もできますので、ぜひ、お気軽にご相談ください。

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