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チラシ×Webが正解!CV(問い合わせ)を倍増させる3つのカギ

マーケティング
by adworld
チラシ×Webが正解!CV(問い合わせ)を倍増させる3つのカギ

今や多くの企業が取り入れているWebマーケティングですが、競合他社の中で効果を上げることは年々難しくなっています。また、上位表示されても実際の問い合わせや商品購入につながらず悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで有効なのがチラシを掛け合わせた施策です。
店舗を持つ会社では販促ツールのイメージが強いチラシですが、ECサイトなどさまざまな業種でもホームページやLPヘの誘導ツールとしても効果があります。

今回は、なぜチラシを使ったWebマーケティングが有効なのか?また、効果的なチラシの作成からマーケティングに役立つヒントを解説します。

Webマーケティングで最も重要な指標CVとは?

ポスティングで最も重要視される指標に「反響率」があります。これは、チラシを見たお客様からの問い合わせや商品購入につながった数値のことをいいます。

Webマーケティングでもチラシと同様に反響率を表す「CV」という指標があります。CVは「Conversion(コンバージョン)」の略称で、サイトの訪問者のうち商品購入やサービス申し込みにつながった数のこと。日本語で「成果」を意味するCVの設定は「資料請求」「お試しセット申し込み」など、企業によって異なりますが「見込み客数」をCVに設定する企業が多いようです。

CV向上は長期戦

Webマーケティングは長期戦といわれています。
新たにサイトを開設しても当然、訪問者数は初めから伸びることはありません。
さまざまな施策を打ちながら少しずつ訪問者数を獲得していくことでCVを獲得していきます。

一般的にWebマーケティングの成果が出るまでに半年から1年が必要と言われています。ただし、サイトのコンテンツ量や質、競合他社にはない企業ならではの独自性など、さまざまな条件が揃っていることが前提です。

成果が出るサイトの主な条件に「コンテンツの質」「更新頻度」「サイトの拡散力」が挙げられます。訪問者にとって役に立つ情報が頻繁に更新されていることはもちろん、企業の名前がある程度知られている・SNSなどでよく見かけるなど認知度も大きな要素のひとつといえるでしょう。
反対にこの3つの条件が揃わなければサイト開設から成果が現れるまで2年以上かかってしまうこともあります。何年もサイトを運営しているのに伸びない企業も少なくないのが現状です。
そのため、企業は多くの時間とコストを掛けてWebマーケティングを行っています。

サイトの閲覧数やCV数が短期間で伸びる企業の中には、専門の業者のコンサルタントや制作を依頼しています。
外部の専門業者に依頼する理由として、「マーケティング知識や知見」「企画・制作力」「的確な分析」を持っているからです。
先述しました通り、Webマーケティングには、「コンテンツの質」「更新頻度」「サイトの拡散力」が不可欠です。ですが、マーケティングの知見がない、専門の更新担当がいない企業にとって高いハードルと言わざるを得ません。
そのため、外部の業者に依頼することでより早く・効果的なマーケティングが可能になるのです。
ただ、外部業者に依頼するにはコストが掛かります。
一般的な相場として、コンサルティングのみで月額10万円~、コンテンツ制作・更新で月額15万円以上、運営自体の依頼になるとおおよそ月額50万円以上のコストが掛かります。

資金力のある企業であれば運営自体を外部に依頼することができますが、中小企業の中にはコスト面の負担からコンサルタント、制作のどちらかを外部に依頼するケース、自社でほかの販促ツールと組み合わせて内製化しているケースが多いようです。

HP+αがCVを向上させる理由

新たにサイトを開設しても成果が得られるまでには1年程度時間が掛かります。
そこでより早く成果を得られるために多くの企業はさまざまな施策と組み合わせてマーケティングを行っています。
サイト運営以外の施策を組み合わせることで、認知度の高い競合他社に埋もれることなく自社のサイトの閲覧者数を増やすことができます。
いうならば、複数の窓口を持つことでお客様を自社サイトに誘導させることができるということです。
ここでは代表的な施策の3つをご紹介します。

比較的低コストで始めやすい施策に自社の公式SNSアカウントを開設する方法があります。
InstagramやX、YOUTUBEなどさまざまなSNSがあります。ただ、参入ハードルが低いため、企業以外にも個人事業主や一般ユーザーも利用しており、フォロワーを増やすことが難しいのがデメリットといえるでしょう。
また、Webサイトと比較しても頻繁に更新しなければタイムラインやおすすめに表示されにくいということや、アナリティクスの変更が頻繁に行われるなどまめに対策を立てなければならないため、時間も手間も掛かります。
さらにSNSも一定の認知が取れるまでには時間が掛かるため、気長に続ける必要があります。
最近では、見込み客の囲い込みに公式LINEを活用し、登録者限定の特典やクーポン発行を行う企業も多くあるようです。

短期間で効果を実感しやすい施策にWeb広告があります。近年では新聞やTVCMよりもWebメディアを使ったいわゆる「Web広告」と呼ばれる広告が広く活用されています。
代表的なものに検索エンジン上に掲載されるディスプレイ広告やリスティング広告、InstagramやFacebookを使ったSNS広告、TVCMのような動画広告など多岐に亘ります。
Web広告のメリットはユーザーの年齢や趣味嗜好に合わせてメディアを選べるら、直接LPや商品購入ページに遷移できるなど従来のマス広告よりも反響を得やすいことがメリットです。
その反面、継続して広告を出し続けなければいけないため、制作・出稿に長期間手間とコストを掛ける必要があることや、ある程度のマーケティング知識が必要などのデメリットがあることも理解しておかなければいけません。

チラシはSNSと同様に比較的挑戦しやすい施策のひとつです。

競合他社や個人の運営するサイトなど多種多様な情報があふれるWebでは埋もれやすい情報もチラシであれば確実にユーザーの手元に届けられます。
また、配布エリアを絞ることで狙ったターゲットに確実に届けることができることも大きなメリットといえるでしょう。
デメリットとしては、1度に掲載できる情報量に限りがあることや、印刷後の修正が難しいなどWebに比べてさまざまな制約があることが挙げられます。

Webマーケティングの成功にチラシが有効な理由

紙媒体のチラシとWebマーケティングの組み合わせは意外に思われるかもしれません。そもそもWebマーケティングが企業や商品・サービスの認知向上が目的であるのに対し、チラシは狙ったターゲットに直接サービスの申し込みや商品購入など購買率を上げるための施策です。
つまり、通常のWebマーケティングと組み合わせればよりCV数を高めることができるといえます。
さらにチラシ作成から配布に掛かるコストも比較的安価であるため、継続して配布を行う企業も多いようです。

紙媒体であるチラシはSNSやWeb広告と異なり、気に入ったものは手元に残される可能性が高いといった特徴があります。
日々大量の情報があふれるWebでは「後でじっくり見ようと思った時に見つからない」といったことが少なくありません。一方、ユーザーの興味関心のあるチラシは手元に残される可能性が高いため、必要な時に見返すことができます。そのため、問い合わせにつながりやすくなるのです。
さらにチラシは目につく場所で保管されることも多く、他の家族からの問い合わせにつながるケースもあります。

1度に届けられる情報量に制限があることはチラシのデメリットである反面、訴求ポイントを絞ることでよりターゲットの興味・関心を引き出すことができます。
最新情報やお得なクーポンのみをチラシに掲載し、詳細な情報はHP・LPで確認できるような導線設計をすればCVにつなげることができるでしょう。

Webマーケティングでも確実に情報を届けるためにターゲティングは必須です。そのために検索キーワードを設定する企業も多いのはないでしょうか。
ですが、キーワードによっては競合が多すぎて検索ページの上位に表示されず、ユーザーの目に留まることもなく埋もれてしまうことケースも少なくありません。
その点、チラシはキーワード以外にも年齢・属性・地域など細かなターゲティングで狙った層に届けることが可能です。
また、1度に配布される競合他社のチラシの数も検索エンジンに比べ格段に少なくなるため、確実にユーザーの目に留まるチャンスが増えるでしょう。

CV向上に必要なチラシ制作に必要な3つのポイント

ここまでWebマーケティングの成功にチラシが有効な理由をお話してきましたが、実際にCV数を向上させるチラシの作成・配布について必要な具体的なポイントをご紹介します。
主なポイントは以下の3つです。

  1. サイトにアクセスしたくなる構成(的確なターゲット設定)
  2. QRコードを使ったスムーズな誘導
  3. 配布後のどのくらいCVにつながったかの効果測定

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

Webと比較して競合他社の数が少ないといってもターゲットの興味関心を引かない紙面であればCV数は向上しません。「何のチラシなのか」「ターゲットにとって有益であるか」を分かりやく伝える必要があります。
そのためには分かりやすく興味を引くキャッチコピー・印象に残りやすい目立つデザインや紙面構成の工夫が必要です。HPやLPのように多くの情報を詰め込むのではなく、「HPでもっと詳しい情報を知りたい」と思わせるように情報は最小限に止めることもポイントです。
また、HP・LPを検索しやすいように「キーワード」を統一することも重要です。
特定のキーワードで検索できるようにしておけば、Webサイトにスムーズにアクセスできるのはもちろん、閲覧数が向上するため検索上位にも表示されやすくなります。
さらにチラシとHP・LPのキャチコピーやデザインは統一感を持せることも忘れずに。
いざHPを見た時に統一感がない場合、「思ったイメージと違う」「間違ったサイトに来てしまった」と離脱される可能性を高めてしまいます。

HP・LPと同じキーワードを使う以外にも「QRコード」を掲載するのもCVを向上させるポイントです。
人は興味関心がある情報はすぐにでも知りたいと思うものです。ですが、その情報にたどり着くまでに時間が掛かってしまうと興味関心を失ってしまい、肝心のWebサイトは見られることなく終わってしまいます。
そのため、いかにスムーズにWebサイトまでにたどり着く時間や手間を減らすかが重要になります。キーワード検索も一定の効果がありますがQRコードを付けてすぐに自社サイトに遷移させることで、問い合わせや購入など次のアクションにつながりやすくなります。

Webマーケティング同様に配布修了後どのくらい反響があったのかの効果測定は必ず行いましょう。
効果測定を行うことでどのくらいのCVにつながったのかが具体的な数値化が可能になります。チラシに解析用URL付きのQRコードを記載する・専用のクーポンコードを付けるなどをすれば実際の反響率が測定できます。
こうしたデータを蓄積することで反響の良い地域・属性が見える化できるのはもちろん、効果が見えない際にはどこを改善すれば良いのかが明確になります。こうしたデータを解析することは実際のマーケティングの貴重な手がかりとなるでしょう。

チラシ×Webはトータルサポートが可能な専門会社へ

WebマーケティングにおいてCV向上には、サイト運営以外にもさまざまなツールを掛け合わせることが重要です。ですが、より効果的にCVを向上させるには時間とある程度の専門知識が必要になります。

そこで有効なのが制作・運用から解析まで一貫してサポートできる専門業者です。

Web・チラシの双方の特性を生かした魅力的なサイト・紙面構成でターゲットの興味関心を引き出すことはもちろん、実際の反響を測定・解析することでより低コストで高い効果を得ることができるでしょう。

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