「マンション」と「戸建て」何が違う?
ポスティングには「軒並み配布」や「全戸配布」と呼ばれ、物件やターゲットを指定せず、配布エリアの約8割の物件にポスティングを行う方法と、「限定配布」や「セグメント配布」と呼ばれる集合住宅や戸建て住宅など、配布先をある程度限定してポスティングを行う配布方法があります。
エリアによって集合住宅が多かったり、戸建て住宅が多かったりと、住宅事情や比率に変化が出るので、どの配布方法を選ぶかはポスティングにおいて非常に重要と言えます。
エリアの特徴として都心部の駅周辺などは、比較的集合住宅が多く、反対に、駅や繁華街から離れたエリアは、戸建て住宅が多い傾向にあります。
これらを踏まえて、まずは自分がどのような内容のチラシをどのようなターゲットに届けたいのかはっきりさせましょう。ターゲットを具体的に想定する事ができれば、訴求したい人が多く住むエリアを配布先として選定する事ができます。
また、エリア選定の際、住宅事情に合わせて配布先を限定すれば、さらにダイレクトにターゲットにアプローチでき、効果的なポスティングを行う事が可能になります。
マンションだけに配布って可能?
先程ご紹介した「限定配布」を利用する事で、マンションだけに絞ったポスティングをする事ができます。しかし、ポスティング初心者の方は、ぜひ一度アドワールドまでご相談ください。アドワールドは、ただポスティングを行うだけでなく、チラシデザインやエリア選定に至るまでポスティング経験が豊富なスタッフがお客様のお悩みに真摯に向き合い、アドバイスさせていただきます。
配布方法のご相談にもお応えできるので、例えば、お客様が配布するチラシが、「マンションのリフォームチラシ」や「新築住宅の物件案内」など、マンションやアパートなどの集合住宅に限定した方がいい場合は、もちろんそのようにアドバイスさせていただきます。
また、チラシとして伝えたい内容が「ソーラーパネル」や「庭のリフォーム」「外壁メンテナンス」など、明らかに戸建て向きのものであれば、配布先として戸建てを優先的におすすめさせていただきます。
ただし、「限定配布」と「軒並み配布」には、コスト面に大きな違いが出てきます。次のステップでは、気になるポスティング方法の金額についてお話ししましょう。
限定配布は割高!でもやる価値は◎
「限定配布」と「軒並み配布」では、配布方法に大きな違いが出ますが、金額面についても同様の事が言えます。
ポスティングは配布スタッフとして人を雇う仕事なので、チラシを配る時間が増えれば当然人件費が多く掛かるようになります。限定配布など指定が多い配布方法の場合が、まさにそれに当たり、配布の手間が増えてしまうので、ポスティングの単価が高くなってしまうのです。
しかし、チラシを印刷するコストは近年かなり安くなってきており、1000~2000円程度追加するだけで、1000枚ほど刷れてしまいます。印刷代がある程度安くなるため、軒並み配布を選んでできるだけ多くのお客様にチラシを配布するという選択肢もあれば、物件を指定してより限定的に配布するというアイデアもあります。
予算との兼ね合いもありますが、ぜひじっくり考えてみましょう。ニーズに見合った内容のチラシを、適切にターゲット層に配布する事ができれば、ポスティングはより効果的な集客ツールとして利用できます。
ニーズに合わせて配布方法を選ぼう!
いかがでしたか?住宅の形態ひとつをとってもポスティングには選択肢があるので、配布方法の選び方次第でポスティングの反響率にも違いが出てきます。
「ターゲット」「エリア」「配布方法」を決めたら、「チラシデザイン」「文字の大きさ」「写真やイラスト」など、チラシの内容一つひとつをターゲットに響くかどうか考えて選んでいく事が大切です。他にもポスティングには「特典内容」「折り加工」「配布時期」など、決めなければいけない事がたくさんあります。もしも判断に迷った時はABテストで比べるのもおすすめです。
ポスティングは配り終えて完了ではありません。配り終えた後からが本当のスタートです。
手っ取り早く反響を見たい!という場合は、全戸配布でチラシを配布して、エリア全体の反響を見てから次のポスティングで条件を変えてチラシを配布してみるのも手です。チラシの反響を積み重ねて数値化し、次回のポスティングに活かしていく。この繰り返しの作業が大切です。
ポスティングは、たった一回で大きな反響が出るなんて事はそう多くありません。だからこそしっかりと仮説を立てて、よりニーズのある世帯にチラシが届くように探っていく必要があります。
今回の内容をもとに、ぜひポスティングチラシについて考えてみましょう。